トランスリミット創業記.author = 高場大樹

株式会社トランスリミットの代表取締役によるスタートアップ創業期

トランスリミット創業1周年

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

2015年1月14日で株式会社トランスリミットは創業から1周年を迎えることができました。
皆様には日頃から多大なるご支援とご協力をいただきまして大変感謝しております。誠にありがとうございます。

この1年は「とにかく事業を立ち上げる!」ということだけを考え、自分たちの力を信じてひたむきにサービスを作り続けました。そんな「BrainWars」は1000万ダウンロードを突破、海外ユーザ比率が95.7%という、日本では例を見ない曲線を描いて成長しています。App StoreとGoogle Playに「Best of 2014」に選出され、スマートフォンの定番アプリと成り得るポテンシャルを感じさせるアプリにまで成長しました。

2年目も早々にBrainWars1000万ダウンロードの記事がヤフトピに掲載され、日本AppStoreの無料ランキングが4位まで上昇しております。


いい仲間が集まってきました

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

1年前はたった3人の会社でしたが、いまや10名の組織となりました。この春には新卒が2名も入社することになっています。

社長として過ごしたこの1年を振り返ると、毎日が理想と現実の狭間で生きているような感覚にありました。現実とは世知辛いもので、こうなったら良いなあと思うものは大抵その通りにはならない。楽観的に考えれば悲観的にも考え、様々な可能性から最善の道を見つけるしかないんですが、結果的にはやってみないと分からないし、ある程度はリスクを許容しながらもデカく成果が出せることにチャレンジすることを選び続けてきました。

背負うものが大きくなればなるだけプレッシャーも大きくなり、社長って思った以上にしんどいなあと思うことも多々ありますが、志を共にした優秀な仲間がひとりまたひとりと増えていき、そんな仲間達と一緒に面白いサービスを作れる。これができるのが純粋に幸せだなあと思うところです。仲間が増えたら増えただけやれることの大きさはデカくなりスピードが速くなる、何より会社が楽しくなる。会社を作って本当によかったなあと。

1年目は自分がグイグイみんなを引っ張ってきたところがありますが、そろそろ若い連中にガンガン攻め込んで行って欲しいなあと過度な期待をしています。昨日は打ち上げで見事に酔っ払い、みんなに期待してるぞと過度に言いまくっており、その節は大変失礼いたしました。ただここから先の成長はトランスリミットの層の厚さで確かなものにしていきたい。みんながんばろー!

この程度の成果に甘んじず、2年目もさらなる飛躍を目指して元気よく頑張ります!


最後に

創業1周年記念&1000万ダウンロード突破記念パーティーの様子を紹介!

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 創業1周年&1000万ダウンロード突破おめでとー!!

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 敏腕ベンチャーキャピタリストなSkylandVentures木下さんから頂いた1000万ダウンロード突破ケーキ

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 ゴルゴ13の顔をしているらしい

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 ショートコント「新卒」からの、ショートコント「同期」

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 おいしいところを持っていく人

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 荒れる直前の様子

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 いつも荒れている人

2015年の抱負、トランスリミット2年目

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

新年、あけましておめでとうございます。本日からトランスリミットは仕事始めということで、全員で明治神宮に参拝へ行ってまいりました。今年も頑張ります!

さて、2年目も元旦から日経新聞(元旦二部)の一面に少ないながら掲載され、幸先良い滑り出しを飾りました。2年目のジンクスにならぬよう、気を抜かずしたたかに事業を進めていきたいと考えております。この記事では、次の1年で達成すべき抱負を宣言しておきます。

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹 2015年1月1日に日経新聞二部に掲載された記事


2015年の抱負

上場が噂されるトップベンチャーになる

いまで言う、グノシー、スマートニュース、メルカリのように「そう遠くないうちに上場するだろう」と噂されるようなベンチャーの仲間入りをすること。これには、それ相応の圧倒的な成果が必要、かつ対外的な影響力を持つ必要があります。BrainWarsはダウンロード数的には目劣りしない実績を出していますが、国内でのプレゼンスが圧倒的に低過ぎるのが課題であります。トランスリミットはまだ上場をイメージするには早過ぎる段階かもしれませんが、この1年でそのイメージを持てるような会社にすることが僕自身としての最大の仕事であります。

新規タイトルで場外ホームランを打つ

BrainWarsの成功により、良い人材が集まり、集まった人材が育ってきました。体制が整ってきた今年、新たに2本のタイトルを新規に開発します。次の一手は小さな成功でなく、物凄く大きな成功を狙っていきます。というのも、このスマホゲーム領域の戦いを生き抜くには何より収益が必要。クオリティのリッチ化が進み、開発費が年々高騰する中で生き残れるのは、それなりの体力を持ち開発力がある会社。サービスがビジネスとして成り立つことで優秀な人材が安心して働ける環境ができ、素晴らしいサービスをユーザに提供することができます。

しかし、莫大な開発費を投入して大量の人員が要るような大企業がやる戦略は立てません。お金を掛ければ良いものが作れる、というわけでないことをこれまでにたくさん見てきました。BrainWarsは開発費高騰という参入障壁の高くなり過ぎたハードルの下を潜って開発されたタイトル。3名で4ヶ月という超低コストな開発費であっても人員のパフォーマンスやアイデア次第で何とでもなると感じています。

グローバル市場で存在感を持つ

「世界へ向けて提供してグローバル市場から収益を得る」これがこれからのスマホサービス事業者に求められること。日本からやってやれないことはないはず。目安として、世界10ヶ国以上でトップセールス50位以内の規模を狙います。

世界中どこにいても同じ情報が手に入るインターネットの特性上、日本国内だけにサービスを展開していては勿体ありません。世界的にスマートフォンが急速に普及しており、数年後には世界人口の半分ほどがスマートフォンを持つことになります。いくつかのプラットフォームにさえタイトルを提供することができれば、スマートフォンを持つ世界中の人々にサービスを提供することができます。難しいのは、世界中で使われるようなタイトルを作ること。我々はBrainWarsという世界中で利用されるタイトルを既に作っており、その経験を活かして次のタイトルでもグローバル市場を視野に入れて開発を行っていきます。この領域に関しては、我々が先陣を切って世界で戦っていく領域であります。

世界的に見ると、クラッシュ・オブ・クランやキャンディー・クラッシュ・サガのように世界規模で流行っているサービスがあり、そのダウンロード数はそれぞれ5億以上。日本へ向けて作られたものは2000万から3000万ダウンロードくらいが上限であり、言語を変えて世界市場を狙ってもアジア圏への展開が限界であります。

筋肉質のまま会社を拡大する

トランスリミットは現在10名の組織。これを2015年内に30名まで拡大したいと考えています。スマホサービスは少数精鋭で立ち上げることができますが、改善やサポートなどの運営のことを考えると少数のままでは難しい。さらにこれからいくつもタイトルを作っていくこととなれば、なおさらメンバーが必要となります。しかし、ただ単に人数を増やせば良いということは全くない。というのも、企業の失敗パターンの典型的な例としてよくあるのが「人員を増やし過ぎた」という問題。急速に増やして身の丈以上の人を入れると、成果が出ずに社内の雰囲気が悪くなったり、企業文化が薄まって崩れる。新たな挑戦が必要な時期なので積極的な採用は行っていきますが、優秀な人材を厳選し筋肉質な組織を作っていきます。

目線は30名ではありますが、目標を達成しようとすると妥協した採用が発生し兼ねないので、あくまで目線感までに。


抱負(個人的なやつ)

定期的にブログを書く

今年は考えを定期的に発信することを意識していきたい。その発信によって考えを纏めることができたり、社内に考え方を浸透させたり、あわよくば採用に繋がったりするものだから。

前職のサイバーエージェントでは、アメーバブログの運営元ということもあり、社員は基本的にブログのアカウントを持ちブログの更新をしていました。特に藤田社長のブログに関しては全社員が必ず見ているという非常に愛社精神あふれる会社でした。僕自身も必ず目を通していたのですが、ブログのようにまとまっていると背景感とかもセットで伝えることができるので、考え方を浸透させるためには非常に有効かなと思います。社長のブログを読んでいると、お話を伺う際には2回目に聞いた感覚になるのも理解している証拠かなと感じています。業務に支障が出ない程度にブログマネジメントを意識していきたいなと。

バズらせようとか変な色気を出すと、更新のハードルが高くなり頻度が減ってしまう可能性があるので、スカイランドベンチャーズの木下さんはあまり煽らないようにお願いします(笑

英語

仕事で必要になってくる可能性があるので、そろそろ英語を本気でやらねばならぬ。

減量

現在70Kgなので、65Kgまで落としたい、プチ減量ってやつ。


終わりに

年末年始は福岡の実家に帰り、親戚と一緒に厳かな正月を迎えておりました。母親によると、12年前に僕が作った年賀状はひつじと間違えてヤギを載せていたそう。そんな僕も社長になりました。

おしまい。


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株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

2014年総括

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

かれこれ半年以上もブログの更新が滞ってしまい、ずっと書かないとなあと思いながら大晦日を迎えてしまいました。2014年も残りわずかとなりましたので、2014年総括という名の振り返りを書いてみようと思います。宣言系は全て2015年の年初に任せて、ここでは2014年の振り返りに徹することにします。

起業1年目、人生を賭けた戦いが始まる

2014年1月14日にトランスリミットを3名で創業しまして、2014年は起業家人生の1年目でした。「いずれ自分で起業するためにエンジニアとして力を付ける」と考え、ずっと計画して念願であった「起業」は思ったよりもずっとハードでした。幸いにも事業が順調に伸び、良い仲間も次々と集まってきてくれたので、非常に充実した日々を送ることができました。絶対に成功してやる!という意思を貫き、休みもなく常に勝てる戦い方を考え続けました。年間を通してかなり気を張った1年だったなあと思います。

BrainWarsのリリース、そして大躍進

BrainWarsは創業日から開発を始め、エンジニア2名+デザイナー1名の3名体制で4ヶ月の開発期間、エンジニア1名を加えた4名の状態で2014年5月14日に正式リリースを迎えました。 BrainWarsのシンプルなゲーム性や新規性、洗練されたUI/UXをAppleに認めていただき、世界中のAppStoreでおすすめ枠を獲得、すぐに200万ダウンロードを突破して海外比率が95%を誇るアプリとなりました。そして、iOS版のリリースから4ヶ月後の9月に満を持してAndroid版をリリース。直後に世界中のGooglePlayストアにもおすすめをしていただき、これまでiOS版、Android版を累計して700万ダウンロードを突破、世界150カ国以上で利用され、依然として海外比率が95%以上を誇るグローバルアプリへと成長しました。

グローバル市場でのポテンシャルを評価され、年を通じてLINE Ventures、UNITED、East Ventures、Skyland Ventures、Genuine Startupsの5社から総額3億円超の資金調達も行いました。来年からはより事業を拡大し加速して世界市場を狙いに行きます。

BrainWars大躍進の裏に

この躍進の裏には様々な要因がありますが、まず狙う対象を下手に絞らず世界的に使われるものをコンセプトとしたこと、次にクオリティの高いものにこだわり続け地道にアップデートを繰り返したこと、この2つが非常に大きかったと思います。特にクオリティに関しては、スマートフォンが急速に普及し定着期に入ってきている段階ということもあり、利用者が求めるクオリティの基準がどんどんと上がってきています。中途半端なものを作るとすぐに使われなくなるため、クオリティには拘り続ける必要があるのではないかなあと。アップデートする内容はユーザの意見を聞きながら、自分たちがどのようなサービスを提供したいのかを考えながら決めています。ユーザとはTwitterやオフ会を通じて仲良くなりコミュニケーションを取ることで定期的に意見を吸い上げています。判断に困ったら何名かのユーザに意見を聞き、頑張り方を間違えないようにしています。ユーザの皆さんは非常に良い人が多く、ゲーム内に何か問題があるとすぐに教えてくれるので、大きな問題を未然に防いだりすることも多々あります。

よく秘訣とか何でとか聞かれたりしますが、これまでの経験を元に基本を高度にやり続けた結果だと思っています。

仲間が続々と増えてきた

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

創業時に3名だったメンバーは事業の拡大とともに続々と増え、エンジニア8名、デザイナー2名の総勢10名の組織となりました。平均年齢は27.5歳くらいで、エンジニアとしてひと回り経験を積んだくらいの脂の乗った伸び盛りのメンバーが揃ってきています。元々の知り合いが信頼関係で一緒に挑戦することを選んでくれたケースが多く、チーム一丸となって挑戦をしている雰囲気があります。自分で言うのも難ですが、非常に素晴らしいメンバーが揃っているなあと感涙気味でございます。また大学4年生のインターン生2名はトランスリミットの可能性を感じ、来年度2015年新卒としてトランスリミットに入社することを希望してくれました。 このように徐々にではありますが、素晴らしい仲間が揃ってきており起業して本当に嬉しく感じることであります。

社長は遊撃手のような役回り

会社を経営するには事業だけでなく、法務とか税務とか資金繰りとか非常にたくさんの知識が必要となります。そのようなことができる人材なんて、もちろん社内にいないので社長自らやるしかない。本業以外に時間を使っている暇なんてないと思ってたり言われたりもするけれど、外部のリソースを使おうにもある程度は理解していないとお願いすらできない。とは言っても、本業が伸びて利益を出せないと会社がそもそも存続できない。事業が立ち上がるまでは、社長自身が切り込み隊長をしながら、穴を埋め、火が吹いているところを消化し、対外的には冷静に対応をしつつ、先の先まで考えてるといったように全てのことをやる必要があります。目の前のことに追われながら先のことを考えなければいけないのがデフォルトであり、考える余裕が無いとか通用しないんだと。多少守りが甘くともひたすら事業を伸ばし続けるのが先決かなあと。事業を伸ばすために何がいま一番必要かを考えてそれに時間を使う、それが社長の仕事かと。社長が遊撃手をやっている中で、創業者でありCTOの工藤が腰を据えて開発を進めている。そういった役割分担も非常にうまく行きました。

やれば何でも出来てしまう要領の良さが社長として悪い点だと指摘されるとこでもあるので、1年目は全てにおいて面倒を見ていたけども2年目は任せられる部分はどんどんと任せていきたいなあと、早川君に期待。

できごとのまとめ

・1月、株式会社トランスリミット創業
・2月、Genuine Startups、Skyland Venturesより資金調達
・4月、EastVenturesを引受先とする第三者割当増資による資金調達
・5月、iOS版BrainWarsをリリース
・5月、Infinity Ventures SummitのLaunch Padに登壇
・7月、iOS版BrainWarsが100万ダウンロード突破、米AppStoreゲームランキング1位を獲得
・8月、iOS版BrainWarsが200万ダウンロード突破、アジア圏AppStoreでもゲームランキング上位を獲得
・9月、東京ゲームショウ2014に参加
・9月、Android版BrainWarsリリース
・10月、オフィスを渋谷区道玄坂に開設
・10月、Android版BrainWarsが200万ダウンロード突破
・10月、LINE、ユナイテッド等を引受先とする第三者割当増資による総額3億円の資金調達
・10月、BrainWarsが累計500万ダウンロード突破
・11月、Tech Crunch Japanに登壇
・11月、BrainWarsが累計700万ダウンロード突破
・12月、中国AppStoreにて「Best of 2014」に選出
・12月、世界38ヶ国のGooglePlayにて「Best Game of 2014」に選出
・12月、CNET Japan AwardにてCNET Japan賞を受賞

終わりに

個人的に2014年は1月に起業して、5月に婚約して、6月に28歳なってというように環境が超絶変わった年でもありました。28歳となり体質の転換期と言いますか衰退期と言いますか、体格が良いと言われていたこれまでの体が徐々に崩れはじめてきました。自分でも信じられないんですが、とてつもない勢いで筋肉がただ肉に転換しております。工藤からも「高場さん、痩せて欲しいんだけど。」と言われるようになってしまいましたので、来年から気合い入れて体作りをはじめようかなと思っております。きっと来年から。

トランスリミットはメンバーを募集しています

詳しくは、Wantedlyから https://www.wantedly.com/projects/12033 株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

弱小スタートアップがシード資金の調達を終えて思ったこと

BrainWarsウォール

プレスリリース

トランスリミット 第一弾アプリ「BrainWars(ブレインウォーズ)」の事前登録を開始 http://translimit.co.jp/press/release20140317.html

株式会社トランスリミットの初となるプレスリリースにて、アプリの事前登録開始とGenuine Startups、Skyland Venturesからのシード資金の調達について、ご報告させていただきました。これから更にスピード上げて参りますので、暖かいご声援と引き続きのご指導ををよろしくお願い申し上げます!!

本日のブログでは、はじめての資金調達で思ったことについて。


資金調達について

資金調達は「ギアを1,2段上げること」

KAIZEN Platformの須藤さんが仰っていた「資金調達をすることは、ギアを1,2段上げることだ。」という言葉がとても印象的で非常に記憶に残っています。スピードに乗って来たときに、ギアを変えて更に加速する。資金調達で最も重要なことは、この事業スピードを上げることです。

資金調達は「ルートを変えること」

個人的には、目的地に達するまでの「ルートを変える」ということもまた重要だと感じています。資金調達をすることで、力強いパートナーを手に入れ、これまで自分達だけでは考えられなかった、出来なかったような方法を手に入れることができます。起業家それぞれのステージや実力次第ではありますが、特に我々のようなシード期のスタートアップに関しては、資金の大きさよりもパートナーの大きさの方が重要だったりすると感じています。

というのも、資金面だけの支援だと「ただの延命」に成り兼ねないと感じています。資金によって「チャレンジ出来る時間は増えるけど、結局当たらず仕舞い」ということになってもおかしくないなと。我々は、創業メンバーがエンジニアのみであり、今後もエンジニア中心の会社にして行くつもりです。我々の強みはその社風や気質であると誇っていますが、実はそこが最大の弱みでもあると感じていました。またはじめての起業となるため、経験不足感も否めませんでした。

今回の資金調達によって、その部分を補強できるパートナーを得られたことは、資金なんかよりもっと価値があると感じています。もちろん弱みの補強や攻めの補強は採用によっても可能なので資金調達に限ったものではありませんが、早期からノウハウや外部に大きなコネクションを持つことが、スタートアップが事業を早く軌道に乗せる上で非常に重要なのではないかと感じております。

まとめると

資金調達は「最短ルートを、ギアを1,2段階上げて走る」ということだと考えています。少なくとも我々は今回のシード資金の調達により、スタートアップ界隈のド真ん中に飛び込むことができたと実感しています。シード段階で資金調達を行わなければ、もっと外堀から埋めるようにして、じわじわとしか事業を展開させることはできなかったでしょう。ネット業界はスピード命です!スピードを如何にして上げるか、ということは日々考えて行かなければいけません。

力強いパートナーと連携を更に深め、1発目から世界に広がる最高のプロダクトを提供できるように頑張りたいと思います!暖かいご声援と引き続きのご指導を宜しくお願い申し上げます!!


掲載メディア

プレスリリースのタイミングに合わせて、たくさんのメディア様に取り上げていただきました。
記者の皆様、誠にありがとうございます!

Tech Crunch
http://jp.techcrunch.com/2014/03/17/jp20140317translimit-brainwars/
The Bridge
http://thebridge.jp/2014/03/translimit-brainwars
IT Pro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140317/544102/
Yahooニュース by TechCrunch
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140317-00025669-techcr-sci
EdTech Media
http://edtech-media.com/2014/03/18/brainwars/
イケハヤ書店
http://www.ikedahayato.com/20140318/4352299.html


おわりに

我々は、第一弾アプリの「BrainWars」で、世界を夢中にさせる新しいコミュニケーションを「ノンバーバル」「リアルタイム」「成長」という軸で実現しようと考えています。特定の言語や知識を必要としないような世界とのコミュニケーションを生み出します!余談ですが、グローバルに提供するプロダクトの要は何と言っても「技術力」。優秀なエンジニアの集まる技術力の高い会社を目指して行きます!

Wantedlyからのご応募をお待ちしております。
https://www.wantedly.com/projects/6250

株式会社トランスリミット、代表取締役高場大樹

ビジュアルで理解するスタートアップのピッチを格段に上げる資料作りのコツ

株式会社トランスリミット代表取締役社長高場大樹

先週は水木金と3連続でピッチをしてきました。ようやく、我々が目指しているプロダクトの形が見えてきたこともあり、構想が中心の概念的な内容から絵を見せて話をする具体的なピッチへと進むことができました。3連続ということもあり毎日ブラッシュアップされて良いものに仕上がってきまして、最後の日は自信を持って自分の言葉で伝えることができるようになってきたのではないかと思いました。

本日はプレゼン資料作りにおいて、自分が気にしている部分やこれまで様々な方からアドバイスを頂いて取り込んだことを押さえた「スタートアップのためのプレゼン資料作りのコツ」を書いてみようと思います。コツについては、やる前と後で比較出来るようにビフォーアフター形式で紹介します。つい数日前までは左の図(Before)だったことを考えると短期間での成長ぶりが見て取れると思います(汗)

1.インパクト

株式会社トランスリミット

スライドの1枚目では、インパクトのあるスライドを作りましょう。1枚目は左のように手を抜きがちですが、開始準備時間(PC接続、深呼吸)や司会者からの振り待ち等で以外と長い時間表示されます。「コイツはこれからどんな話をするのか」と聴衆に思わせるようなビジュアルインパクトを与えましょう。

2.チームは顔推し

株式会社トランスリミット代表取締役社長高場大樹

スタートアップにとって「どんなチームがどんな思いでやっているのか」ということはかなり重要な要素です。特に我々のようなシード期のスタートアップにおいては、どんなチームなのかが最も重要と言っても過言ではなく、投資においても事業やアイデアではなく人に投資する意味合いが大きいです。ならば、思い切り爽やかな写真を使いましょう!「爽やかでイケてそうなチームだな」と思わせるのが狙いです(笑)。もちろん考え方や簡単な経歴等は資料に添えて口頭で伝えましょう。事業計画では左図のような写真と詳細プロフィールを載せて、どんな性格や経歴を持ったチームなのかを説明する必要があります。

3.シンプルなワード

株式会社トランスリミット

プレゼンでの主役はスピーカーでありプレゼン資料ではありません。文字が多い時点で聴衆は文字を追い始めてしまうためスピーカーの話を流してしまいます。また文字が多いことで、スピーカーは表示されている文を読むのがプレゼンの軸になってしまうでしょう。シンプルなワードを軸に自分の言葉で聴衆に伝えましょう。

4.象徴的なビジュアル

株式会社トランスリミット

象徴的な絵を使うことで、聴衆を引き込む効果があります。文字とビジュアルがマッチしてイメージすることができれば、自然に説明を理解することができるでしょう。左は左で文字や写真サイズ等のバランスを考えながら資料を作ってはいますが、全面と比べると印象が全然違いますね。

5.デモは機能説明ではなく利用イメージ

株式会社トランスリミット

デモは機能説明ではありません。聴衆が手に取って利用しているところや利用する場面をイメージさせてあげることが最も重要です。エンジニアである自分としては、画面をキレイに見せたいと考えて左のようなビデオを作りましたが、実際には右ように使用しているビデオの方が利用していることをイメージしやすいということが分かりました。こちらは簡易的なデモビデオを例に挙げていますが、プロモーションビデオのようにストーリー立っているともっと良いと思います。

ちなみに左のビデオの撮影方法に関しては、AirPlayでiPhoneの画面をMacに映し出すことを可能とするReflectorというソフトウエアを使って画面表示させているところをQuickTimePlayerで録画するという手法です。iPhoneの画面をそのまま動画に撮りたいだったり、iPhoneの画面をプレゼン中に使いたいという場合にはオススメです。

おわりに

如何でしたでしょうか。このようにビフォーアフターで見ると違いが一瞬で分かりますね。プレゼン資料作りで一番大切なのは、聞き手が如何に理解してくれるかということだと思っています。聞き手が理解しやすく楽しいプレゼンを目指して日々精進です。

スタートアップして1ヶ月で分かったこと

株式会社トランスリミットを創業してちょうど1ヶ月が経ちました。創業してみて分かったことや感じたことを創業して間もないこの時期に記しておこうと思います。これからスタートアップしようという人に何かしら参考になれば幸いです。

創業時のブログはこちら
株式会社トランスリミットを創業しました

一歩踏み出せるかどうかは「絶対的な自信」があるかないか

スタートアップをやっていく上で重要なことは「自信」です。誰もやったことがない前代未聞の領域に挑戦して行くわけですから、もちろん上手くいく保証なんてどこにもありません。「スタートアップのほとんどは失敗する」と言われているなかで、挑戦して行くには「自分たちは絶対上手くいく!」という根拠のない絶対的な自信が必要です。自信となる源泉は、事業アイデアなのか、チームなのか、勘なのか、正直何でも良いです。やってみないとわからないこの世の中で、一歩を踏み出せるかどうかは「自信」しかないと思います。

チーム作りはプロダクトよりも高いレイヤーでの結びつきが重要

特に立ち上げて間もないスタートアップではピボット(事業の方向転換)することがよくあります。ピボットは切り口や攻め方を変えるような小さいものから事業の方向性が180度変わる大きいものまであります。そんな時に「このサービスを諦めるならオレ辞めるわ」というように方向性の違いからメンバーが離脱することを防ぐには、アイデアやプロダクトでのチーム結成ではなく、会社が目指すビジョンの認識合わせが重要です。会社が目指したいビジョンの認識合わせができていれば、プロダクトはビジョンに対する手法のようなものなのでピボットしてもビジョンが変わらない限りは問題ありません。また「この人とやりたい」というような認識でも大丈夫だと思います。

社長の仕事はフェーズによって変わる

社長の仕事はフェーズによって大きく変わります。自分たちのようなシード期であれば、事業計画やプロダクトの企画・開発、ピッチ、採用、営業、広報など、全てにおいて社長が主体となって動く必要があります。

創業準備中の2013年12月は事業計画の一色でした。前職で働きながらだったので、仕事を終えてから深夜までだったり休暇を取ったりしながら、捻出した時間の全てを事業計画に費やしました。ひたすら事業計画を練って、投資家や起業家と会ってダメ出し(アドバイス)を受けたり、ピッチを重ねながら事業計画を何度も何度も練り直す。そんな日々を過ごしていました。

年を越えて、2014年。昨年一生懸命錬っていた事業プランはバッサリ捨てました。改めてチームとしての強みを再確認したのと、いまやるべき事業なのかというのを考えた結果です。そう決まってからがとても早く、新しい企画を早々に終らせて開発をはじめました。ちょうど1ヶ月前の創業日前後だったと思います。それ以来のここ1ヶ月は、投資家や企業家と会う優先度を意識的に落とし、プロダクトファーストで開発に95%の重きを置いています。この先、もっとスピード感を持って事業を進めて行くには、採用も積極的に行わないといけないと感じています。やることは山ほどあり、分からないことだらけ。

エンジニアはどんどんスタートアップするべき

無理に社長になる必要はありませんが、創業者やCTOや初期のメンバーとして創業間もない時期にスタートアップに参加することをお勧めしたいです。インターネットのテクノロジーは日進月歩でもの凄いスピードで変わっています。そんな中でいち早くビジネスに活かすためにはエンジニアの技術・知識・知見がとても重要になります。プロダクトの開発においては、規模、費用感、技術の選択、開発の進め方などの勘所が分かり全てを総合的に判断することができるエンジニアがいると最短で優れたプロダクトを開発することができるでしょう。社長がエンジニアだと一緒に作って行くというスタイルになるためメンバーがついてきやすいでしょう。ただ気を付けておかないといけないのは、エンジニア目線で作られた誰も使わないサービスになること。と、つらつらと並べていますが、こんなことを諸々踏まえると、いまの起業環境はエンジニアにとってかなり有利になっていると思います。特に若いエンジニアは挑戦してみて欲しいです。

社長はタフでないとつとまらない

社長は精神的にタフでないと続きません。会社をはじめてまだ1ヶ月ですが、想定を上回る大変さです。踏まれても踏まれても立ち上がるような雑草魂を持ったような精神的にタフな人でないと社長は勤まらないだろうなと感じました。まだまだこれから大変なことはたくさんあると思いますが「直球勝負で当たって砕ける。けど、直ぐ立て直す」という気概で臨んで行きたいと思います。

突撃するくらいの行動力

自分たちでグイグイ行かないと何も始まりません。遠慮なんてせず、突撃して行くくらいが丁度良いと思っています。とは言え日本人なので、なかなか強引にいくことができずに様子を伺いながら絶妙なタイミングで入って行くことしかできない自分はまだまだです。最近は、起業家や投資家を見つけると名刺交換を早々にiPhoneを取り出して「やってみてください!」と開発中のプロダクトを半ば強引に触ってもらいます。そこでは、起業家や投資家の貴重な意見を頂けるのと同時にプロダクトを初めて使うユーザを想定してのユーザビリティテストでもあります。フィードバックを事業に反映させ、実際に使っているときの操作や表情をみてUI/UXなどに反映させています。

ライバル(大企業)に勝てる可能性のある戦い方を考える

スマホアプリ市場で言うと、ライバル(大企業)が年に何十タイトルもリリースして何本か当てるという市場感なので、なかなか当たらないというのが現状。営業力が物を言うようなものだと、あっという間にリクルートに抜かれてしまう、なんてことが容易に想像出来ます。スタートアップのように「ヒト・モノ・カネ」の何もない状態であれば、戦い方を工夫するしかない。土俵はライバルも一緒なので、他よりもスタートダッシュで頭ひとつ抜けるか、ライバルを出し抜く戦い方を模索するしかないと思います。我々は「開発・運用がコンパクト、素材やデータ等のリソースがあまり必要ない、コストを掛けずにプロモーション」というような設計でプロダクトを作っています。開発費の莫大な市場には手を出さずライトな市場を選択することでスタートアップでも戦えると思っています。上手く行くかどうかは分かりませんが。。。

スタートアップするなら読むべき著書

もしスタートアップするつもりだったり興味がある方は起業のファイナンススタートアップバイブルは読んでおくと良いと思います。特に起業のファイナンスは有名な著書なので、この界隈では読んでいない社長はいないのではないかと思うくらいの知名度です「まずは起業のファイナンスを読んで来い、話はそれからだ。」ということもあるので、もしスタートアップするなら読んでおくべきだと思います。この2つの著書を読めば資金調達や事業計画、チームについて等のスタートアップをやっていく上で重要な知識を得ることが出来ると思います。

おわりに

創業して1ヶ月で感じたことを羅列したらまとまりのないものになっていしまいました。次回は自分たちが使っている技術や環境の話をまとめようと思います。

おまけ、開発中のアプリの起動時画面ができました。リリースは来月を予定しています!

エンジニア社長ということを活かす

とあるベンチャーキャピタリストの方から「高場さんは、プロダクトについて話している時はエンジニアだと分かるけど、そもそもエンジニアらしくないので、もっとエンジニア色を出していった方がいい。それは、スタートアップ界隈へのアピールにもなるし採用にもつながる」というアドバイスをいただきました。

「エンジニア出身の社長であることを活かすべき」というメッセージだと感じました。

優れたプロダクトを作るには、優れたエンジニアの力が重要です。いまはファーストプロダクトの開発段階なので、少数精鋭でコンパクトな体制だけど、チャンスが訪れたとき、大きな勝負をかけて他と闘える体制が整っていないといけません。チャンスが見えてから体制を整えるのでは遅い。経営者として、半年先、1年先、3年先のことを見据えて人材採用についても考えておかないといけないと再認識しました。

メンバーとして参画する方からすると、スタートアップに参加するという行為は「大きな決断」です。その「大きな決断」に踏み切るためには「誰と一緒にやるのか」ということが、かなり重要な判断材料だと感じています。自分は「工藤(取締役)と一緒にやれば絶対成功する」と思い、一緒に起業に踏み切りました。新たなメンバーには「こいつらと一緒にやれば絶対成功する!」と思ってもらわないといけない。安定した大企業ではなく、弊社を選んでもらわないといけない。そのためには社長である自分が何より魅力的でなければいけないんだと。

スティーブジョブズの「A-players hire other A-players」という言葉にもあるように優れたエンジニアは優れたエンジニアと仕事することを求めます。僕らも超絶できるエンジニアと共に仕事をしたいので、優れたエンジニアに選んでもらえるよう社長自身が積極的に情報発信をしていかないといけませんね。

優れたプロダクトをつくる組織や企業文化を形成する上では、社長自身がエンジニアであることが競争力だと考えています。エンジニアの力で世界を変えるんだ!という意気の良いエンジニアがいたらご連絡下さい!情報交換レベルでも大歓迎です! https://www.facebook.com/hiroki.takaba

トランスリミットのロゴができました

株式会社トランスリミットロゴ、代表取締役社長高場大樹

トランスリミットのコーポレートロゴができました!シンプルでスッキリとした爽やかなデザインですよね?

コンセプト

メーターの針が限界値に向かって振れる様をモチーフにしています。勢い良く成長するんだ!という思いを込めて、右肩上がりにをイメージできるようにメーターの針やフォントが右上を指しています。もちろん、トランスリミットの社名由来の通り、限界値に制限は設けず、メーターを振り切れていくつもりで頑張って行きます!

おわりに

ということで、非常に簡単ですがロゴの紹介でした。

余談ですが、ロゴが出来上がったということで、ようやく名刺の発注をすることができました。今週末にも納品されるようなので、楽しみで夜も眠れない気がします。ここだけの話、名刺の裏には我々が事業をして行く上でのベースとなる考え方をイメージできるようにデザインにしました。それについては名刺交換させていただいた方だけのお楽しみということで・・・

創業祝にお花をいただきました

会社を創業してから1週間ほど経ちました。 Facebookでの創業報告では、たくさんのメッセージやコメント、いいね!を頂きまして、本当にありがとうございました。これまで皆さんのお陰でやってこれたことを感謝すると同時にとても勇気づけられました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

創業してからは、創業準備等の事務作業が終ったり、プロダクトの企画もひと段落したところで、ようやく落ち着いてプロダクトの開発をはじめたところです。自分たちの強みは「スピード」なので、今週中で一気にプロトタイプを作り、皆さんのアドバイスを頂きながら軌道修正を繰り返して、サービスリリースまで秒速で持って行こうと思っています。

お花の紹介

今回は創業祝に素敵なお花を頂きましたので、紹介させていただこうと思います。

株式会社サイバーエージェント 取締役人事本部長 曽山哲人様

前職の株式会社サイバーエージェントで人事本部所属時代に大変お世話になった元上司の曽山さんから情熱的な真っ赤のお花を頂きました!やる気がみなぎってきます!ありがとうございます!

曽山さんからは、社会人1年目から約2年弱お世話になりました。教わったことは山ほどありますが、中でも「相手にわかり易い言葉で的確に伝える」ということについて、一番の学びでした。その経験は後に開発部門へ異動した際に自分が他の優秀なエンジニア達と闘って行く中での差別化になった部分であり、いまこうして経営者としてビジネスを作っていく中でもかなり活きている能力だと、とても感謝しています。

アトラスエンタープライズ株式会社 取締役 杉山皓一様

古くからの友人の皓一君から奇麗な「らん」の花をいただきました。ありがとうございます!

創業日の前日にも創業祝にとランチを御馳走してくれたり、奥さんが商売繁盛を祈願しててくれたりといつもお世話になっています。これからは共に経営者として抱える悩みや不安、喜びや楽しみなど、普段なかなか共有することができないことも気軽に相談できる仲間として、仲良くやれたらなと思っています。

おわりに

以上、簡単ではありますが、いただきましたお花の紹介をさせていただきました。
早く成果が出せるよう、チーム一同頑張って行きます!

株式会社トランスリミットを創業しました

株式会社トランスリミット創業メンバー、代表取締役社長高場大樹

本日2014年1月14日、株式会社トランスリミット(Translimit, Inc)を創業しました。
皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。

というわけで、本日から創業記としてこのブログをはじめます。内容としては、会社を経営していく中で考えたことや学んだこと、迷いや不安、たまに趣味など、胸の内をそこそこ赤裸々に書き綴っていこうと思います。第1回目である今回は創業の経緯や創業にかける想いを書きます。少し長いかもしれませんが、御一読頂けますと幸いです。

追伸、いつになってもバックグラウンドがエンジニアだということを忘れないよう、ブログはエンジニアらしくGitHubPagesgitOctopressを使って書いていきます。

社名の由来

トランスリミットという会社名の由来は、越えるや変わるを意味する接頭語の「trans」と限界や制限を意味する「limit」から成る造語です。これまでの限界を飛び越えて新しい価値を生み出せるような会社を作りたいと思っています。 また命名するにあたり社名自体がアイデンティティになることを意識して「勢い」や「テクノロジー」がイメージできるような名前にしました。

起業の経緯

起業を意識してからは結構長いです。学生時代から話ははじまります。

学生時代

はじめて起業を考えたのは大学2年の頃、当時はライブドアやサイバーエージェントが色んな意味で世間を賑わせていました。ちょうどその頃、自分の父親も大企業を退職して会社をはじめていたため、起業は割と身近にありました。「いつか俺も会社をやろう」そう思っていました。世の中を見ると、学生起業をしていたり、卒業と同時に起業をしたりする若者がいて、スタートアップ界隈の人には「起業したいなら悠長なことを言ってないで、いま直ぐしろ」と言われるかもしれませんが、当時の自分は成功している企業がどう考えて事業をしているかを知りたい、感じたいと思っていたので「まずは、業界の最先端を走る会社に入ろう」と考えていました。今考えると、福岡で大学生活を送っていたためか、周りに起業をしていたり起業意思のある友人がいなかったので、あまり学生起業に対する影響を受けなかったこともひとつあるかもしれません。

サイバーエージェント

2009年4月、「業界の最先端を走る会社に入ろう」と言う思い通りに株式会社サイバーエージェントに就職できました。中から見るサイバーエージェントは、外からのイメージよりもずっと良い会社でした。藤田社長が言う通りサイバーエージェントの社員は「ポジティブでいい奴」ばかりで、みんなの仲が良く、互いの成果を讃え合う、そんな素晴しい企業文化を持つ会社でした。5年間もお世話になったのですが、かなり居心地が良く、このまま10年や20年働いても良いと思える会社でした。

起業準備

でも、心の奥底には「自分で事業をやりたい」という思いが残ったままでした。ちょうど、その時期にスタートアップを支援するシードアクセラレーターの存在を知り、前から考えていたアイデアをビジネスプランレベルまで詰めて、プログラムに応募してみたら、書類選考が通り、面接が通り、プログラムに採択されることがトントン拍子で決まりました。 上司に退職を伝える直前まで「こんな良い会社を辞めてリスクのある起業をするべきなのか」そう何度も悩んでいましたが「このまま会社をやりたいと思い続けてる年取るくらいなら、細かいこと考えずにやってしまおう」という結論に至りました。直属の上司に伝えた後は、すっと体から力が抜けたのをよく覚えています。本格的に起業準備を始めてから2ヶ月の間でした。

サイバーエーエージェント退職

退職を伝えた月であり最終月である12月は二足のわらじ的に半分会社で半分起業準備というのも調整もさせて頂き、とても感謝しています。お世話になった方々に伝えたときには、みんな熱い言葉とともに快く送り出してくれました。辞める際にも改めて「良い会社だ」と感じました。最終日はなかなか時間を取ることができず、お世話になった皆さんに直接ご挨拶できなかったのが心残りです。この場を借りて、ご挨拶させて下さい。サイバーエージェントの皆さん、これまで本当にありがとうございました。サイバーエージェントの素晴しい企業文化を参考にして、こちらも負けないくらい素晴しい会社を作りたいと思います。

両親や友人への報告

「会社を退職して起業する」という意思を両親に伝えた際には、全くと言っていいほど驚かれず、「そうね、いつからはじめるのね?」と聞かれ、拍子抜けしました。身近な友人達に伝えたときには「遂にやるか」という感じで、同じくあまり驚かれませんでした。友人達は会う度に「いつ起業すんの?」だったり「起業して雇ってくれよ」というようなことを言ってくるくらいだったので、いつか起業するんだろうな、とみんな感じていたのかもしれません。

創業にかける想い

自分は事業を通じて「時代に則した新しい学びの形」をつくりたいと考えています。人々が成長し社会に出て世の中に貢献していくためには、学問が必要不可欠だと考えています。

学問の大切さ

学問は遡ると、古代から文武両道として大切にされていました。特に時代が安定した江戸時代からは、藩校、私塾、寺子屋などから武士だけでなく庶民へも広く普及しました。そんな学問の普及による基礎学力の向上が幕末から明治にかけての近代化の原動力になったと言われていたり、戦後の高度経済成長を支えたのもまた義務教育による教育水準の高さだと言われています。このように学問は未来を作っていく中でかなり重要な部分を担います。いまこうして恵まれた環境で生活できているのは、先人達が作った社会があるからです。

なぜ教育事業なのか

自分で事業をやるなら教育事業をやりたいと考えていたのですが、正直なぜ自分がここまで教育に拘るのか、自分でもよくわかりませんでした。年末年始に時間を取って冷静に考えてみると、根本には自分の御先祖様による影響があるのだと気付きました。高場家は代々福岡城を拠点に構える福岡藩(黒田官兵衛を藩祖とする藩)に仕えた藩医(藩の医者)の家系でした。御先祖様は藩医でありながら私塾を開き武士や庶民に儒教等の学問を教える教育者でもあり、その塾生から次の時代(明治から昭和初期)の指導者が数多く生まれたということで、福岡では少し名の通った歴史的人物になっています。その弟子達は自由民権運動や不平等条約改正など、数多くの日本の歴史に関わったそうです。小さい頃よりそんな話を親から何度も何度も聞かされていました。次の時代を担う若者を育成するなんて素敵じゃないですか。

やるからにはでかく

世の中を変えているAppleやGoogleもはじめは2,3人で会社をはじめました。我々もまだ3人の小さいチームですが、必ずやれると考えています。日本のIT業界においては、技術者出身の起業家が台頭する例がまだ少ないと感じているところですが、トランスリミットはシリコンバレーで活躍している企業と同じく技術者から構成される創業メンバーです。テクノロジーで世の中を変えるのならば、創業者が技術者であること自体が競争力になります。テクノロジーで世界を変えていく事例を自分達から作っていきたいと考えています。

メンバー

上記写真の3名で立ち上げます。少しだけ紹介します。

代表取締役 高場(中央)

株式会社サイバーエージェントを経て、株式会社トランスリミットを創業し代表取締役社長に就任。サイバーエージェントでは、サーバサイドエンジニアとして、海外市場向けFacebookソーシャルゲームや日本市場向けスマホソーシャルゲームの開発・運用を経験。また全社システム部門で急拡大する会社のシステム的根幹を担う全社ネットワーク/インフラ/システムの設計・開発・運用の経験がある。

取締役 工藤(右)

株式会社コミュニティファクトリーやサイバーエージェントの子会社である株式会社ジークレストなどを経て、株式会社トランスリミットの取締役に就任。主にフロントサイドエンジニアとして、iOSアプリやブラウザゲームの開発経験が豊富。またフロントサイドだけに留まらず、サーバサイドやデータサイエンティストも押さえるマルチプレイヤー。 代表の高場とは、サイバーエージェントとジークレストの合同プロジェクトで一緒になり、1年半ほど一緒に仕事をしていた。

デザイナー 花城(左)

株式会社サンクチュアリ・パブリッシングや株式会社マガホンを経験。現在はフリーとして、国内外に問わず様々な案件に携わっている。代表の高場とは、教育系ハッカソンのイベントで知り合い、案件に携わることになった。

おわりに

今回は創業報告として、創業時の考え周りの話をさせていただきました。

上の方では、偉そうなことをぐだぐだとお話させて頂いておりますが、正直まだ経営の「け」の字すら分かっておらず、毎日てんやわんやしている状態です。ここまでやってこれたのは、皆様のご指導ご協力あってだと認識しており、それは起業してからも同じだと思っています。これまでお世話になった皆様に厚い御礼を申し上げるのと同時に今後も変わらずのお付き合いをお願いさせてください。

株式会社トランスリミット
代表取締役社長 高場大樹