トランスリミット創業記.author = 高場大樹

株式会社トランスリミットの代表取締役によるスタートアップ創業期

CTO増員につきダブルCTO体制となりました。

トランスリミットには、創業取締役の工藤が半年ほど前から最高技術責任者(以下、CTO)の座に就いているのですが、昨日4月1日付で新たに松下(@matsukaz)が2人目のCTOとして就任しました。

CTOの工藤、新CTOの松下に加えて、CEOの私(エンジニア出身社長)によるエンジニア3名の技術経営体制となります。


ダブルCTO体制

ダブルCTO体制を敷く目的としては「テクノロジードリブンで事業を生み出せる会社にするため」であり、技術経営の体制強化を目的としています。

ダブルCTO体制の背景

弊社は4月時点で17名ほどの組織となり、その内15名がエンジニアで構成されています。数字から分かる通りエンジニア中心の組織であり、エンジニアにとっての理想的な仕事、職場環境を用意しつつ、事業としても太いものを目指しています。

今後どんなに大きくなろうとも8-9割はエンジニアで構成されるような会社にしたいと思っており、黙ってても優秀な人材が集まってくる会社になるといいなと。現に優秀な人材が優秀な人材を呼び、エンジニア組織が日に日に強くなっていっています。

エンジニアばかりで大きくなるという、弊社の特異な成長曲線を最大限活かして事業を加速させるために「攻めの技術経営体制」がそろそろ必要になるだろうということで、CTOをもうひとり増やすことで体制の強化を行いました。

エンジニア組織ならCTOは複数いた方が良い

一般的に役員には人事担当役員とか財務担当役員とかいう「◯◯担当」という役割が付いて複数名いるものですが、エンジニア中心の組織であれば、それのCTO版があると良いのではないかと思っています。

日本のIT企業は、ほとんどの企業でCTOはひとりしかいません。CTOという肩書きを持つ人はいても経営陣というわけではなく、技術部門のトップという役割であるケースもあります。インターネット産業を舞台に戦っているのに経営陣にエンジニア出身者がいない、または少なくて良いものでしょうか。

弊社は技術者中心の組織であり「テクノロジードリブンで事業を生み出せる会社」にしたいと考えているため、経営陣の少なくとも半分はエンジニアであるべきだと思っています。将来的には、新規事業担当CTOや育成担当CTOというようにCTOを複数立てるような組織構造にしたいと考えています。

更に攻めに集中するための布陣

技術組織のスタートアップというと10名前後の小規模組織が多く、こじんまりとしたイメージがありますが、弊社は優秀な人材を寄せ集めてエンジニアの力で大きなビジネスを生み出したいと思っています。技術的合理性の高いやり方で付加価値の高いビジネスを生み出していく、そんな戦い方をイメージしています。

CTOの2人には、トランスリミットの技術を網羅的に見てもらうことは当然ですが、それぞれの得意分野や経験が最大限に活きるようフォーカスする範囲を分けて取り組んでもらいます。

ひとことで言うと「攻めの工藤、守りの松下」

腕っ節一本で未開の地に足を踏み入れる工藤と背後を援護しながら前衛に物資供給をする松下みたいな構図です。工藤には戦いに集中して新たな価値を生み出すことに専念してもらい、松下には組織として新たな価値を生み出すために必要な環境を作り整えることに専念する。私はそんな2人の間をうろちょろしながら未開の地の切り開き方、切り開いた後のことを考える。そんな感じをイメージしています。

エンジニア組織がどこまでやれるか

日本において、経営陣から組織まで技術者ばかりというケースはあまり聞きません。ビジネスの分かるエンジニアが比較的少ないためだと思いますが、弊社はビジネスも技術も兼ね備えた組織を作ります。

成功することになれば、日本におけるエンジニアの社会的価値や日本のインターネット産業に大きな影響を与えることができるかもしれないと思っています。

エンジニアの社会的価値向上及び待遇アップ、エンジニア起業家の増加、世界にスケールするテクノロジービジネスの創出など、様々な社会現象を起こすきっかけになれるといいなと。エンジニア職が若者の憧れになるよう夢のある職種にしたい。


新CTOの松下について

新CTOの松下について簡単に紹介します。

弊社に参画するまで

松下との出会いは前職のサイバーエージェントにて。私が開発エンジニアとして働き始めたときに、初めての先輩であり上司になったのが松下でした。それから彼が異動するまでの約1年間、スパルタで技術を叩き込んでいただきました。

言わば師弟関係という仲でありますが、私が独立する際には喜んでくれ、更には転職を考えるタイミングで「また一緒に仕事したくなった。応援したいです。」と言ってくれ弊社に入社しました。

エンジニアとして

松下は、これまで自分が見てきたエンジニアの中でも技術力、技術的思考力ともにトップクラスのエンジニアであり、いまでも師匠と崇めています。エンジニアとしての意識が非常に高いにも関わらず、経営のことや大人の事情のこともしっかりと理解してくれる大人なエンジニアです。

また技術者としての志向の高さには目を見張るものがあり、最新技術のキャッチアップはもちろん、技術論文や書籍の執筆、勉強会の運営など、積極的に技術力を吸収したり発信しています。正しく若手に見習ってほしいエンジニアランキングNo,1です。

エンジニアの能力としては、全体を見渡して設計が出来るアーキテクトの領域及び課題解決能力(計画、実行ともに)にはズバ抜けたところがあるかなと。1000万DLを物凄い勢いで突破したBrainWarsも例外でなく、いくつもの課題に悩まされていましたが、松下が参画したことにより安定運用をすることができています。

これまでの実績等

matsukaz’s blog
http://matsukaz.hatenablog.com/

著書、Git逆引き入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4863541465

トランスリミットで

最近では、トランスリミットの技術を表に出したり対外的な活動を増やしています。登壇ニーズがありましたら是非ともお声掛けください。


おわりに

弊社のダブルCTO体制は如何でしたでしょうか。

トランスリミットは、エンジニア中心の組織で付加価値高く世界にスケールするビジネスを日本から生み出すために挑戦しています。

今のメイン事業はスマートフォン向けゲームですが、サイドとして開発者支援サービスも開発しています。スマホゲーム事業は、App StoreとGoogle Play Storeにアプリをアップロードするだけで、世界の約30億台とも言われるスマホにサービスを提供することができます。実際に全員が使うわけではないため実数はもっと少なくなりますが、世界を視野に入れるのと日本だけを見ているのとでは桁が変わります。

現状のゲーム市場は日本が世界的に見ても圧倒的に大きいため、日本人ならまず日本の市場を狙うことが事業的合理性の高さだと思いますが、徐々に世界の市場も大きくなってきています。恐らく、ここ数年の間に世界市場を狙うことも合理性の高い判断になってくるのではないでしょうか。弊社は世界から収益を上げることを優先に日本でも収益を上げるというような事業作ります。世界には日本以上の可能性を秘めた市場があるのに日本だけで留まっていては勿体ない、初めから世界を狙おうじゃないかと。

まだまだ道半ばですが、二次曲線的に成長できるようまだまだ頑張ります。

メンバーを募集しています

当社ではエンジニアとデザイナーを募集しています!ゲームプロデューサーやプランナーなんかも募集しています!是非ご応募してください!

コーポレートサイトからも応募できます。
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