トランスリミット創業記.author = 高場大樹

株式会社トランスリミットの代表取締役によるスタートアップ創業期

ビジュアルで理解するスタートアップのピッチを格段に上げる資料作りのコツ

株式会社トランスリミット代表取締役社長高場大樹

先週は水木金と3連続でピッチをしてきました。ようやく、我々が目指しているプロダクトの形が見えてきたこともあり、構想が中心の概念的な内容から絵を見せて話をする具体的なピッチへと進むことができました。3連続ということもあり毎日ブラッシュアップされて良いものに仕上がってきまして、最後の日は自信を持って自分の言葉で伝えることができるようになってきたのではないかと思いました。

本日はプレゼン資料作りにおいて、自分が気にしている部分やこれまで様々な方からアドバイスを頂いて取り込んだことを押さえた「スタートアップのためのプレゼン資料作りのコツ」を書いてみようと思います。コツについては、やる前と後で比較出来るようにビフォーアフター形式で紹介します。つい数日前までは左の図(Before)だったことを考えると短期間での成長ぶりが見て取れると思います(汗)

1.インパクト

株式会社トランスリミット

スライドの1枚目では、インパクトのあるスライドを作りましょう。1枚目は左のように手を抜きがちですが、開始準備時間(PC接続、深呼吸)や司会者からの振り待ち等で以外と長い時間表示されます。「コイツはこれからどんな話をするのか」と聴衆に思わせるようなビジュアルインパクトを与えましょう。

2.チームは顔推し

株式会社トランスリミット代表取締役社長高場大樹

スタートアップにとって「どんなチームがどんな思いでやっているのか」ということはかなり重要な要素です。特に我々のようなシード期のスタートアップにおいては、どんなチームなのかが最も重要と言っても過言ではなく、投資においても事業やアイデアではなく人に投資する意味合いが大きいです。ならば、思い切り爽やかな写真を使いましょう!「爽やかでイケてそうなチームだな」と思わせるのが狙いです(笑)。もちろん考え方や簡単な経歴等は資料に添えて口頭で伝えましょう。事業計画では左図のような写真と詳細プロフィールを載せて、どんな性格や経歴を持ったチームなのかを説明する必要があります。

3.シンプルなワード

株式会社トランスリミット

プレゼンでの主役はスピーカーでありプレゼン資料ではありません。文字が多い時点で聴衆は文字を追い始めてしまうためスピーカーの話を流してしまいます。また文字が多いことで、スピーカーは表示されている文を読むのがプレゼンの軸になってしまうでしょう。シンプルなワードを軸に自分の言葉で聴衆に伝えましょう。

4.象徴的なビジュアル

株式会社トランスリミット

象徴的な絵を使うことで、聴衆を引き込む効果があります。文字とビジュアルがマッチしてイメージすることができれば、自然に説明を理解することができるでしょう。左は左で文字や写真サイズ等のバランスを考えながら資料を作ってはいますが、全面と比べると印象が全然違いますね。

5.デモは機能説明ではなく利用イメージ

株式会社トランスリミット

デモは機能説明ではありません。聴衆が手に取って利用しているところや利用する場面をイメージさせてあげることが最も重要です。エンジニアである自分としては、画面をキレイに見せたいと考えて左のようなビデオを作りましたが、実際には右ように使用しているビデオの方が利用していることをイメージしやすいということが分かりました。こちらは簡易的なデモビデオを例に挙げていますが、プロモーションビデオのようにストーリー立っているともっと良いと思います。

ちなみに左のビデオの撮影方法に関しては、AirPlayでiPhoneの画面をMacに映し出すことを可能とするReflectorというソフトウエアを使って画面表示させているところをQuickTimePlayerで録画するという手法です。iPhoneの画面をそのまま動画に撮りたいだったり、iPhoneの画面をプレゼン中に使いたいという場合にはオススメです。

おわりに

如何でしたでしょうか。このようにビフォーアフターで見ると違いが一瞬で分かりますね。プレゼン資料作りで一番大切なのは、聞き手が如何に理解してくれるかということだと思っています。聞き手が理解しやすく楽しいプレゼンを目指して日々精進です。